一段目を編む (立ち上がりあり、なし)
2003年7月26日
一段目のこま編みを編んで、輪を引っぱって引き締めるまでの作業です。
立ち上がりを付けて編む場合は全部やります。
立ち上がりなしの場合は、2~11の作業をします。
1.
立ち上がりをつけて編む場合はここから
はじめに、立ち上がりのためのくさり編みを1回します。かぎ針に糸をかけて、今かぎ針にかかっている糸の中をくぐらせます。
2.
立ち上がりなしで編む場合はここから
次に、指で持っている「輪」の中に針を入れてから糸をかけます。
3.
糸をかけたところ。 輪の中から糸を手前に引き出します。
4.
引き出したところ。つぎに矢印のように針に糸をかけ、
5.
今かぎ針にかかっている糸2本の中から引き出します。
6.
引き出したところ。
写真3枚目~6枚目の作業が「こま編み」です。
「針を向こうに出して→糸をかけて手前に引き出し→糸をかけて針の2本の輪をくぐる」が、こま編み。
字で書くと難しそうに見えるけれど、実際にやってみるとすぐに覚えられます。
この「こま編み」がほとんどすべてと言っても過言ではないので、しっかり手に覚えさせましょう。
7.
1段目の目数分、こま編みをします。
8.
かぎ針をはずし、そっと写真のようにテーブルに置きます。
輪を引き締める作業をします。左側のこま編み部分がねじれていると失敗するので、ねじれていたら直します。
9.
こま編み部分を左手に持ち、右手で糸端部分をゆっくり、少しだけ引っぱってみます。 引っぱると、2本の「輪」のうち、どちらかがスーッと動きます。
First, pull the edge of the yarn a little. One of the loops will move.
10.
動いたほうの輪を引っぱります。
Next, pull the loop which moved and tighten it.
11.
輪がきれいに締まったら、さきほどの糸端をもう一度引っぱります。すると残っていた輪の糸もきれいに引き締まります。
Pull the edge of the yarn again to tighten the remaining loop.
12.
かぎ針をもどし、1段目を終わらせます。 いちばんはじめに編んだこま編みの中に針を入れます。 (最初のくさり編みに入れないように気をつけてください。)
入れたら糸をかけ、
13.
糸をかけたら矢印のように、こちら側に引き出し、そのままかぎ針にかかっている糸の中を通 します。
14.
1段目の完成。
立ち上がりなしの手順
- いちばんはじめにくさり編みをしないで、こま編みを編み始めます。(写真2から)
- 輪を引き締めたら1段目は終りです。(写真11まで)
- 写真12のようにかぎ針を入れて、2段目のこま編みを進めます。
2003年7月26日(土)ねこやま記
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